「ルパン8世」という作品がある

出典: Zatupedia

ルパン三世の子孫を描いた「ルパン8世」という作品があることはあまり知られていない。

「ルパン8世」は宇宙を舞台にしたSFアクションアニメで、日仏共同制作という形で企画が進められましたが、諸々の事情で放送には至らなかった。現存する資料は当時のアニメ情報誌「マイアニメ」の昭和57年(1982年)6月号の別冊付録だけとなっている。

22世紀の宇宙を舞台にした私立探偵のルパン8世は、金儲けより難事件、怪事件を解くことを楽しみとしている。ルパン・ファミリーは気球に吊られる人工衛星、ルパン衛星に住んでいる。それはいざとなると銀河系くらいなら軽く航行できるスペースシップになっている。次元大介は黒ずくめの宇宙服で身を固め、黒のレーザー銃をひっさげて果敢に悪漢と対決、石川五右ェ門はレーザー刀の名人で羽音が聞こえる距離まで近づいたハエは例外なくまっぷたつにし、峰不二子はファッションアドバイザーの顔を持つ凄腕の女盗賊、ルパンはその事件を解決する探偵という関係だ。そして銭形警部は宇宙時代なのにヨレヨレのコートを愛用。宇宙連邦第88分署に所属し、事件が発生するとロボット警官を率いて出動する。

この企画が立ち上がった際に日本のスタッフと原作のモンキー・パンチ先生はフランスに渡って綿密な企画会議を行った。ところがフランス側が原画をかけ離れたものに変更するなど、フランスと日本で「ルパン三世」のイメージのズレが大きく、ルパン三世の続編とは呼べないという判断になり企画が頓挫してしまった。「ルパン8世」は全8話が予定され、すでに第4話までが制作されていました。現在では著作権の問題から公開できない幻の作品となっている。


関連する雑学